台湾・台中にあるおとぎの世界!虹の村・彩虹眷村を観光
台中を旅行するときに一度訪れたかった場所・彩虹眷村。
新幹線台中駅から直接タクシーで向かいました。
彩虹眷村はもともと取り壊されることになっていましたが、一人のおじいさんの描いた絵によっておとぎの世界のような村に生まれ変わり、今では台湾の人気観光スポットになっています。
彩虹眷村の基本情報
彩虹眷村の住所
中国語
台中市南屯區春安路56巷
日本語
台中市南屯区春安路56巷
彩虹眷村の営業時間
8時30分~18時00分
彩虹眷村の読み方
彩虹眷村の中国語、英語、日本語それぞれの読み方を紹介します。
日本語(日本語ふりがな)
彩虹眷村(さいこうけんそん)
虹の村
日本語では分かりやすく表現された虹の村の呼び名で呼ばれていることが多いようです。
中国語(ピンイン)
彩虹眷村 (Cǎi hóng juàn cūn)
英語
Rainbow Village
彩虹眷村のかんたんな歴史|虹の村ができるまで
彩虹眷村の歴史を簡単にまとめてみました。
元々は集合住宅地、時とともに老朽化
Photo credit: Wangtsehan via Wikimedia
(上の写真は台北市にある眷村の風景です)
彩虹眷村はもともと第2次世界大戦後に中国大陸から移住して来た国民党の人たちが暮らすための集合住宅地(眷村)の一つでした。
時は流れ、建物は老朽化して、多くの人が別の場所へ移り住んだため、取り壊しの話が進んでいました。
そのような中、一人のおじいさんが立ち上がりました。
そして一人のおじいさんが絵を描き始めた
黄永阜さんです。
集落の取り壊しの話が進む2008年。すでに80代後半を迎えた黄さんは筆を持って古びた集落に鮮やかな絵を書き始めました。
来る日も来る日も絵を書き続けました。
虹の村の誕生!そして人気スポットへ
黄さんの描いた絵は村一面に広がっていき、古びた村は虹(彩虹)のように鮮やかなおとぎの世界のような村へと変わり彩虹眷村と呼ばれるようになりました。
そして台湾では、黄さんのことを親しみを込めて虹のおじいさん(彩虹爺爺)と呼んでいるそうです。
今では台湾だけでなく海外からも観光客が訪れる人気スポットになっています。
彩虹眷村散策|黄さん想いが込められた鮮やかな絵
ここからは実際に観光したときの様子を含めて紹介します。
彩虹眷村内では気持ちが明るくなる愛嬌のある絵が村のあちこちに広がっています。
村の中には売店もあります。
絵のほうがインパクトがありすぎてささやかに感じてしまうクリスマスの飾りです。
彩虹眷村前の広場は公園として整備されています。
黄さんの幸せを願う想いが伝わってくる言葉もたくさん書かれています。
バス停風看板の前でおすわりをした子犬。
グッドタイミングな瞬間をキャッチしました!
1周するだけであれば10分とかからない広さですが、村の中には黄さん想いが伝わる鮮やかな絵がありました。
たくさんの絵の中で自分の好きな絵や言葉を探してみるのもおすすめの楽しみ方です。
彩虹眷村もう一人の有名人|アイアンマン
彩虹眷村で見かけるもう一人の有名人・アイアンマンです。
普段はじっとしていますが…
歌を歌ったり
巨人となって記念写真に応じてくれたりします。
アイアンマンと触れ合いながら旅の思い出を作ってみるのも彩虹眷村の楽しみです。